不動産会社面接合格

 

これまで本ブログでは、不動産会社の仕事内容の紹介や、成約に向けてのテクニックなどをご紹介して来ました。

確かに不動産会社の仕事は楽なものではありませんが、上手く立ち回れば同じ世代のサラリーマンより多くの収入を得ることが出来ますし、通常の仕事では身に付かない知識を得ること可能ですので、魅力を感じておられる方も多いはずです。

しかしながら、実際に不動産屋さんに就職しよう決心しても、「履歴書にはどんなことを書けば良いのか?」、「面接でどんなアピールをすべきなのか?」など、採用試験の申込みをするにあたっては知りたいことが多数あることと思います。

そこで本日は、「不動産会社面接合格のコツを伝授致します!」と題して、不動産会社入社のポイントをお話してみたいと思います。

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不動産会社が採用したい人材とは

既に不動産関係の仕事に従事して十数年が経過している管理人ですが、この業界で務めたことがあるのは現在の会社だけ。

それも全くの未経験者であり、仕事の知識もないまま面接を受け、その場で採用を決定されるというラッキーな業界入りを果たしました。

但し、不動産屋さんになってからは仕事上様々な不動産屋さんとお付き合いをして来ましたし、他の会社の採用状況なども耳にして来ましたから、「どんな人材が求められているか」等については理解していると自負しています。

そして不動産業界全般の採用事情について言えることは、「採用の門戸を広くして、使えない人間はさっさと切り捨てて行く」という風潮が伝統的に引き継がれて来たという点です。

この様にお話すると「だったら誰でも採用されるのでは?」と思われてしまいそうですが、これは少し前までのお話であり、

現在では正社員として採用したものを辞めさせるのは非常に困難な状況となっていますから、会社側の採用者選定も非常に慎重になりつつあるのが現状でしょう。

また、会社による業務の形態もマチマチであり「この会社は成績が上げやすい」、「ノルマが厳しくない」などの情報が業界内を駆け巡っていますから、例え中小企業であっても人気のある会社に採用してもらうのは、「非常に困難である」と言わざるを得ません。

ましてや、即戦力である業界経験者を押しのけて、業界未経験の方が採用を掴み取るとなれば、これはもはや奇跡に近い確率となるはずです。

但し、「どんな人材を不動産会社が欲しているのか?」というポイントをしっかり押さえて面接に臨めば、その低い確率を大幅に上昇させらるのも間違いありませんから、まずは会社が欲しがる人物像を解説してみます。

 

会社のカラーに染まれる人材

先の説明でもお話しましたが、不動産会社の業務内容は会社によって相当な違いがあります。

これは、「戸建の仲介が多い」、「事業用物件の取り扱いが多い」と言った違いや、賃貸ならば「客付けが中心」、「賃貸物件の管理業務が中心」という業務内容による違いばかりではありません。

同じ「戸建の仲介」であっても、お客さんに接する態度から、契約書に入れる文言、トラブルが発生した場合の対処法など、一つ一つの仕事の進め方が会社ごとにかなり異なっているのです。

よって中途採用の場合などは、「前の会社で当たり前だったことが、新しい会社では問題視される」なんてことが頻繁に発生します。

そして特に熟練した営業マンの場合には、自分なりの「やり方」が染み付き過ぎており、採用する側としては『扱い辛くて仕方がない』というケースも多いのです。

故に、ポテンシャルが高い者であれば、仕事のクセがない分、業界経験者よりも不動産会社には受け入れやすい人材ということが出来ます。

 

とにかく誠実な人材

これはどこの業界でも同様なのでしょうが、企業は「誠実な人材」が欲しいものです。

「何を当たり前のことを」と言われてしまいそうですが、特に不動産業界においては、この傾向は非常に強いものとなります。

不動産会社の営業社員は仕事上、高額な現金を扱うことになりますし、悪いことしようと思えばいくらでも「出来てしまう」のが現実です。

今時はお客さんからの預かり金をちょろまかすといったベタな手段は少なくなりましたが、建築会社とグルになりリフォーム費用を「水益し請求する」などの不正は日常的に行われていますし、

建売屋さんなどでは、建売の新築工事費用を工事業者に高めに見積もってもらい、一旦建築屋さんに支払われた費用の中から「バックしてもらう」など、会社への背信行為を平気で行っている者までいます。

また、こうしたダイレクトなケース以外にも、数字を上げるために虚偽の内容の重要事項説明などを行い、後に会社が監督官庁から業務停止を受けるなんてパターンもありますから、採用する人材に求められる人間性の高さ、誠実さは他の業界以上のものになるでしょう。

 

勉強家であること

これまで私が書いて来た記事をお読み頂ければお判りのことと思いますが、不動産の取引で全く同じパターンのものは一つとしてありません。

よって、取り扱う案件ごとに様々な「調査や勉強」が常に付き纏ってくるのが当たり前です。

また、不動産業界では先輩が後輩に手取り足取り仕事を教えることは殆どありませんので、「仕事で判らにことが出て来た際に、他の社員に聞きまくる」ような人材は正直煙たがられます。

そこで重要なのが、何でも自分で調べ、自分で問題を解決していけるスキルとなる訳です。

 

資格を持っていること

不動産業界で活躍する際に、あると非常に便利なのが「各種の資格」です。

ところが営業職は時間の自由が利かないため、新たな資格を取得するのが非常に困難ですから、資格を持っていることは「業界未経験の方が存在感をアピールするには最適な手段」となるでしょう。

就職にあたりプラスに評価される資格としては「宅地建物取引士」、「設計士」、「ファイナンシャルプランナー」、「マンション管理士」、「不動産コンサルティング マスター」などが挙げられます。

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面接攻略のポイント

ここまでのお話で、どんな人材が不動産会社に歓迎されるかについてはご理解頂けたことと思います。

後は面接で、如何に自分をアピール出来るかに掛かって来るでしょう。

なお、履歴書の内容にあまりこだわりだわらない方も多いようですが、履歴書は企業と就職希望者を繋ぐ重要なアイテムとなりますので、これにも充分な力を注ぐべきです。

また面接時の質問内容も履歴書の内容に大きく左右されますから、前項でお話したポイントをふんだんに盛り込んだ上、「ここは是非ツッコんで聞きたい」と面接官に思わせる内容に仕上げましょう。

では、こうした点を念頭に置きながら、実践的な面接での対応を見て行きましょう。

 

カラーに染まれる人材アピール

業界経験が無い方にはなかなかアピール方法が難しいと思いますが、前職を例に出して「自分が如何に会社に対する適応能力があるか」を伝えると良いでしょう。

例を挙げるなら「(前職では)配属される支店ごとに業務内容はガラリと変わっていましたが、郷に入っては郷に従えの精神で、柔軟に仕事をこなして来ました」という実績アピールに、

「不動産業界も会社によって仕事の進め方が大きく違うと聞きますが、真っさらな気持ちで御社のやり方を覚えて行きたいと思います」などの受け答えが模範的であると思います。

 

誠実な人材アピール

こちらも前職の経験などを引き合いに出して、具体的に自分が如何に誠実な人間であるかをアピールして行きたいところです。

「前の職場では、クレーム対応について専門の部署がありましたが、可能な限りは自分で責任を執りたい考え、90%以上の苦情は自分自身で解決して参りました」ですとか、

「前職では、業務で使用した交通費の精算について領収書の提出が不要だったのですが、私は性格上この制度に納得出来ず、毎回切符の写真を添付して経理に申請を行っていました」などのエピソードを加えると、誠実さのアピールになるかと思います。

 

勉強家アピール

「就職前に少しでも不動産の勉強をしようと、ネットなどで情報を集めていました」などのコメントは、自分の勉強家ぶり、努力家ぶりを宣伝する絶好の材料になるはずです。

もちろん知ったかぶりはご法度ですが、「当ブログ(不動産の知恵袋)などを読み込んで、業界の雰囲気を勉強していました」なんてコメントは評価してもらえることでしょう。(笑)

 

資格アピール

こちらは資格を持っているだけで強力なアピールとなるでしょうが、具体的にどんなシーンで能力を役立てられるかを的確に相手に伝えたいところです。

本ブログのこれまでの記事をお読み頂ければ、それぞれの資格がどのような形で不動産業に役立つかをご理解頂けることと思いますので、是非参考になさって下さい。

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面接攻略法まとめ

さて、ここまでが不動産屋さんの営業社員採用面接の攻略ポイントとなります。

もちろん最終的には、「自分の魅力を如何に相手に伝えられるか」というスキルの問題となりますが、相手が必要としない能力をアピールしても全く意味がありませんので、本記事で正しいアピールの方向性を身に付けて頂けば幸いです。

なお、未だに不動産業界には「ブラック」と呼ばれてします会社も少なくありませんので、どの会社の募集に応募するかも重要なポイントとなるはずです。

この点がご心配な方は、別記事「就職するのに良い不動産屋さんと、そうではない会社さん」にて詳しい解説を行っておりますので、こちらをご確認頂ければと思います。

ではこれにて、「不動産会社面接合格のコツを伝授致します!」の知恵袋を閉じさせて頂きたいと思います。